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Child Psychology  父親の幼い子どもの発達に与える影響はとても大きいとのこと

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皆さんが思っている以上に、幼児期の子どもの発達に与える父親の影響が大きいという研究結果が、Early Childhood Research QuarterlyとInfant and Child Development.という2つのオンラインのアカデミックジャーナルに昨年7月掲載されています。


Dads play key role in child development https://www.sciencedaily.com/releases/2016/07/160714110912.htm


Date:July 14, 2016 Source:Michigan State University Summary: Fathers play a surprisingly large role in their children's development, from language and cognitive growth in toddlerhood to social skills in fifth grade, according to new research.


 これまで、父親の乳幼児の発達に対する影響は、母親に比べて比較的小さいものと考えられてきましたが、最近の研究では、父親が子どもの発達に与える影響が、短期的にも長期的にも重要であることが分かってきました。Early Head Startという父母参加のペアレンティングプログラムに参加した全米17か所の730家族をリサーチした結果として、ミシガン州立大学の研究結果が報告されています。

2、3才の幼児期の認知と言語の発達において、父親の与える影響は母親以上に大きいということです。幼児期の子どもの行動に対する影響では、母親と父親は同等の影響力を持っていますが、特に父親の影響は、より長期にわたり、小学校高学年頃まで、子どもの社会性(自立性・協調性)に影響を与えるという結果が出ています。

 両親が、子育てにイライラしたり、仕事や家庭のことでストレスを感じて抑うつ的な状態になってしまうことは、子どもの発達に大きな影響を与えてしまうということをまずパパもママも意識して、苦しい時は、家族や友人、専門のサポートなどの助けを遠慮なく借りて、自分たちだけで背負い込んでしまわないようにして下さいね。

 ちょっとしたおもちゃや絵本、…

じっくり見て形を見極めるおもちゃや絵本が集中力を育む

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日本は自然豊かな国ですので、少し昔まで都会であっても自然と近い環境で子どもが育っていました。春にはつくしとり、夏にはせみとり、秋にはどんぐり拾いなど、細かく複雑な自然の風景をじっと見て、小さな特定のものの輪郭をキュッと捉えて見つけ出すということを、日常自然に繰り返し経験していくことができていました。耳を澄ませて五感を研ぎ澄まして、じっと目を凝らして、一瞬のうちに判断して行動に移す。自然の中で当たり前に育まれてきたこうした能力が、現代の都市化した子育ての日常では少し弱くなっているのではないでしょうか。


 都市化した環境で核家族で子育てする文化に先んじた欧米では、絵探しや細密画、だまし絵などの絵本がたくさん出ています。ごちゃごちゃと複雑な絵をじっと見て、その中から特定のものの輪郭を捉えて見つけていく能力を育む目的の絵本です。こうした能力を育むことが、発達上とても重要だという意識がベースにあるのだと思います。

 パズルもそうした趣向のおもちゃの一種です。絵探しの細かい絵の絵本はパズルブックといいますから、同じ趣向のものと考えられます。他にもステンシルのように輪郭をなぞらせるおもちゃも、実は同じ趣向のおもちゃといえます。最もベビー向けでは、形嵌めのおもちゃも、それぞれの形の輪郭を見極めさせるおもちゃとしては、やはり同じ趣向のものといえます。

 知育のためにとジグソーパズルをお求めになる方が多くいらっしゃいますが、「じっと見て輪郭を捉えて形態を把握する」という目的が同じであれば、その子の発達に合わせて、そうした趣向の絵本やおもちゃの中から一番その子にぴったり合うものを選ばれるのが良いと思います。

 「この子は、落ち着きがなくて」とご両親が悩まれているお子さんと接すると、まず「じっと見る」ということが、もうひとつちゃんとできていないというケースが少なくありません。自然の中で虫捕りしたり、どんぐりやつくしを採ったりすることが難しければ、パズルや絵探しの絵本などで、一緒に遊んであげてみて下さい。それが難しければ、カードゲームなど家族でワイワイ楽しく遊んでいるうちに、そうした能力を育むおもちゃもいろいろありますので、お気軽にご相談下さい。きっと、その子にぴったりのおもちゃや絵本が見つかりますよ。

 知育のコツは、目の前にいる子ども自身から考えて、もっともぴったり合う絵本やおもちゃを選ぶと…

Parenting 両親のデジタルデバイス利用が、子どもに与える影響

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Jenny Radesky, M.D. (児童行動学の専門で、University of Michigan C.S. Mott Children's Hospitalの小児科医)が率いる小児科チームが、 Boston Medical Center.と共同で行った35人の両親と祖母へのデプスインタビューをまとめた研究報告が、昨年秋にJournal of Developmental & Behavioral Pediatricsに発表されています。

Plugged-in parenting: How parental smartphone use may affect kids https://www.sciencedaily.com/releases/2016/10/161012102648.htm
Date: October 12, 2016 Source: University of Michigan Health System Summary:
Parents’ use of mobile technology around young children may be causing internal tension, conflicts and negative interactions with their kids, suggests a small qualitative study.


 インタビューからは、ネガティブな面とポジティブな面の両方が浮かび上がってきています。特に気を付けなければいけないのが、子どもが親のアテンションを要求してきたり、必要とする場面での、親のモバイルデバイス使用が引き起こす親の内面のストレスやイライラの大きさです。これは、パパ、ママが思っている以上に深刻で、子どもの側のネガティブな言動や感情も惹起して親子関係を悪化させていく可能性があります。

 一方ポジティブな効果として、子どもがいない状況でゆっくり自分自身の世界に没頭して社会とつながることが、育児の大変さを癒し、パパ、ママ自身の自信や精神的な安定にむすびついている可能性が大きいことも指摘されています。まさにもろ刃の剣です。
Radesky博士は、パパ、ママの日常生活において具体的に以下のようなルールを設けてデジタルデバイスを使用するのが良いといくつかアドバイスをしています…

Child Psychology 親が教育熱心であることは大切だが、現実離れした期待感は禁物

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ドイツのバーバリアで2002年から2007年までの期間、3,530人の中学生男女を対象にして実施された「親の教育熱心さと子供の学業の関係」についての研究結果が、今回12,000組のアメリカの生徒と両親に対するリサーチによっても確かめられたそうです。
「親が教育熱心である方が、子供の学業成績が良くなる傾向にあることは明らかですが、この親の教育熱心さが、現実離れした過度の期待感によるものになってくると、逆に子供が学業を達成していく大きな障害となるということです。



Parents aiming too high can harm child's academic performance Aspiration can help academic achievement only if it is realistic https://www.sciencedaily.com/releases/2015/11/151117112652.htm
Date:November 17, 2015 Source:American Psychological Association Summary: When parents have high hopes for their children's academic achievement, the children tend to do better in school, unless those hopes are unrealistic, in which case the children may not perform well in school.

世間的な理想の形や、権威ある人の掲げる理想、よその家庭への憧れ、家の事情など、その子自身の外側から、その子の将来を親が思い描いて前のめりになるのは、親が思っている以上に、その子を追い詰め苦しめることになるのかもしれません。

「現実離れ」しないためには、まず目の前にいるその子の現実から丁寧一つ一つ積み上げていくことが大切なのではと思います。その子の発達段階、その子の個性、感性、運動能力、興味・関心から、どんなおもちゃや絵本、アクティビティが向いているのか、目の前のお子さんをじっと見つめて感じることから始めれば、良い意味で教育熱心な親として、地に足の着いたサポートができるのではと思います…

2才前後からの絵本の選び方のコツ

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2才前後から3才前の子どもにとって、絵本はめくって楽しいおもちゃです。目で見て頭で考えて手や体をどんどん動かしたい時期ですから、大人からみるとせわしなく落ち着きなく見えます。絵本も読んであげようとするそばからバラバラページをめくりたがったり、他の遊びをしだしたりします。
 この時期の絵本は、フラップや穴などのちょっとした仕掛けがついていて、おもちゃのように楽しく遊びながらめくっていける絵本がぴったりです。ボードブックの丈夫なものがたくさんあります。周囲の大人は、せわしなくめくったり見たり指で触ったりする小さな子の動きに合わせて「象さんお鼻長いね。パオっていうよ。そっちはペンギンさん。それは3、猫が1,2,3、3匹いるね。」など話しかけて、一緒に指をさしたりしてみて下さい。読み聞かせるというよりは、子ども主体で合いの手を入れる感じで言葉をかけてあげて下さい。上の空のようで、お耳の良いお年頃ですから、実はどんどん入っていって、ある日ポコッとかわいいお言葉になってつながって出てきます。根気よく寄り添ってお話してあげて下さいね。

3才以上の子どもでも、読み聞かせするストーリーブックが好きな子ども、自分の好きなところを好きなように見て、知りたいこと読んでほしいことを聞いてくる子ども、絵探しやだまし絵、細かい絵などの遊び絵を楽しむ子どもなどなど、いろいろな子どもがいます。読み聞かせするストーリーブックに関心を示さないからといって「この子は本が好きじゃない」と諦めないで下さいね。その子その子にぴったりの絵本への入り口がいっぱいありますから。そうした面白い絵本との新しい出会いは、周囲の大人にとっても新しい世界を知る愉しみがあります。子どもと一緒にワクワク楽しんで下さい。





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No Kids No Life 子どもといっしょ♪をテーマに子どもと一緒に過ごす時間を大人も子どもも楽しんで学べるような絵本やおもちゃを選りすぐって取り揃えました。サンプルも豊富に用意したプレイスペースもあります。
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忙しい日常のお声かけのコツ

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小さな子どもにとって、自分にパパやママなど周囲の大人のアテンションが向いているかが、最も重大な関心事です。大人が忙しく、いろいろやらなければならない事があることも、小さい子なりに理解していますが、自分に興味関心が向いていないのでは?という不安が生じると泣いたりぐずったり駄々をこねたり、毎日大変なことになります。
 小さければ小さいほど、大人の事情を理解せず、自分へのアテンションを要求してきます。ただ全然言葉を理解しない赤ちゃんでも、大人が優しく静かに語りかけると感じ入って聞き分けたりする瞬間が少なからずあります。
 2歳未満の小さな子どもの場合は、とにかく移り気で全然大人の言うことを聞いてなんかくれませんから、その子に寄り添って見守りながら、その子のアテンションの向かう先にあるもののお名前や色、形、数、「可愛いね」「大きいね」「怖いよ」といった形状についてなど、とにかくどんどん声に出して話かけていくのがコツです。
「それはボール、ポンポンするの?しないの。しまえる?あ、くれるの?どうぞ?あ、違うの。ポンポンできたね!すごいね!あ、そっちはダメだよ。お店のだからね。こっちで遊ぼう!ほらこれ!あ、こっちじゃないの。そっちか!そっち好きね。そうそう積める?そうそう上手!すごいね。もっと?いいね。すごいね。上手!!」という具合です。せわしなくハイパーテンションな子が多いお年頃ですので、周りの大人は、ほんとうに大変です。大人も仕事をしていたり、自分の世界のいろいろなお付き合いがあって毎日忙しいので、この時期は、もうカオスでヘルタースケルターな毎日になります。途中で降りられないジェットコースターに乗ってしまって、もうキャー!って言いながらしのぐしかない感じになります。けれど、忙しい中でも、ちょっと立ち止まって子どもの顔を見て笑顔で、ちょっと思いついたことをお声かけするということが、やはり何より大切です。パパ、ママは、大変ですが、ここ踏ん張りどころです。
 そうしたお声かけが、なんだかうまくいかなくなってきたな、人間関係として親子の関係が煮詰まってきたなと思う時が、新しい絵本やおもちゃを買うタイミングです。子どもも大人も余り過度に無理したり我慢したりせずに、日常の小さな楽しみ、新しい遊びをワクワクしながらひとつずつ積み上げていくことが、子どものいる暮らしを楽しむコツです。「お!すごい…

ベビー絵本の選び方のコツ

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2才前の子どもにとっての絵本は、パパやママ、周囲の大人が言葉がうまく通じない赤ちゃんに向かって話しかけるための道具だと思って選ぶことがポイントです。


発達心理学や認知心理学などの研究結果を踏まえて赤ちゃんがパッとアテンションすることがえきるようにデザインされた赤ちゃん絵本を選ぶことが、まずポイントです。そうした絵本の中から、パパやママが「これならいろいろ楽しくお話できそうだな」と思える絵柄、内容の絵本をお選びになると良いでしょう。 


分かる分からないをあまり気にせずに、いっぱい絵本に出てくる物の名前や色、形、数などなどゆっくり優しい声で繰り返しながら絵本を見せて、赤ちゃんがじっと見て興味を示したら、もう十分です。毎日少しずつそうした時間を繰り返して絵本で遊んであげて下さい。 


赤ちゃんに、いろいろお声掛けしてお話するのは、伝わっているのかいないのかよく分からないことと、共通の話題というものがないので、なかなか大変です。ただ日常些細なことでも、あれこれこまめに話しかけることは、子供の発語にとって、とても重要です。 

 赤ちゃんへのお声掛けのコツは、その子が見る先、アテンションして指差す先にあるもののお名前や色・形・数・形状(ふわふわ、ゴツゴツ)などを話すことと、その子自身に向かって「かわいいね」「ふくふくだね」「いい子だね」などと語りかけてあげることです。前者の語りかけで、赤ちゃんのアテンションが集まるようにデザインされている絵本は、とても役に立ちます。





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